間接部門は「品質管理」「生産技術・保全」「企画」「総務」の4つの部門で構成されており、多方面から会社を支える役割を担っています。間接部門の共通点は、”緻密な分析”です。協和木材の長い歴史の中で蓄積されたデータは大切な財産です。そのデータをいかに事業活動に反映させられるかが企業成長力の鍵と考えております。
安定した品質の製品を生産し、お客様に安心してお使いいただけるよう製造部門に対して品質のマネジメントを行います。特にJAS認証工場として規定に則った製造工程、寸法・材面精度、強度や含水率に関して、検査及びオペレータへの指導を行います。
また、木材・接着剤等の「原料」、そして乾燥・加工等の「製造技術」において実験・検証・トライアルを行ったり、製品製造過程において日々蓄積されるデータや文献を基に分析を行いながら、より高品質な製品をより効率よく製造するための方法について考察する研究機関としての役割も担っております。
製材工場においての「技術力」は生産能率と製品品質に直結する重要な要素であり、モノづくりにおいての生命線ともいえます。
機械・電気工学や制御系プログラミング等の特殊技能、資格を持った技術者が設備の不具合や急な故障などのトラブルに迅速に対応することで安定生産に繋げております。更に生産能率向上のための設備の改造、当社オリジナル加工機の設計・製造も行います。
また、製材設備の鋸やかんな盤の刃物の研磨作業においても内製化しており、樹種や季節毎の対応、加工精度や歩留の向上、研磨頻度においても当社における最適解を研究し続けています。
山林部門・製造部門・営業部門との連携を図り素材入荷から製造、出荷に対する計画立案及び進捗・予実管理を行います。
山元から製品出荷までのスパンが長く、かつ木材という自然素材を扱いながら、メーカーとして常時安定的な製品出荷を行うため、企画部は常に社内外の情報収集に努め様々な事態に迅速かつ柔軟に対応することが求められます。各部門が独立採算制で各々の業務に集中する中で横ぐしを刺し、全体最適を探ります。さらに社内会議体の運営や公的機関の手続き、社内システムの構築とサポート等、業務は多岐にわたります。
人事労務・経理・法務・広報が主な業務です。会社運営の円滑化と社員が安全で快適に働ける環境づくりの他、法律や制度を遵守した社内規定の整備や業務対応を行います。近年では、SDGsにも積極的に取組み国産材を取り扱う弊社だからこその社会貢献と企業価値向上に努めております。また、社内外研修や資格試験に向けての勉強会を実施するなど個々のスキルを身につけ組織の発展に繋げております。
会社全体を見渡し、多くの社員とコミュニケーションをとることを心がけひとりひとりのモチベーションやチームワークの向上に通じるよう取り組んでおります。